・教皇、長崎教区の高見大司教の辞表受理、後任に中村補佐司教

(2021.12.28 カトリック・あい)

 バチカン広報が28日発表したところによると、教皇フランシスコが、高見三明・長崎大司教の辞表を受理されるとともに、後任の長崎大司教に中村倫明・長崎教区補佐司教を任命された。高見大司教は1946年3月21日生まれで、今年3月21日にすでに”司教定年”を迎えていた。

 中村・新大司教の着座式は、2022年2月23日午前10時30分より浦上司教座聖堂においてミサの中で行われる予定。着座式までは高見・大司教が「使徒座管理者」を務める。

 中村・新大司教は1962年3月21日、長崎県大島町(現西海市)生まれの59歳。小神学校から、福岡サン・スルピス大神学院で哲学と神学を学び、1988年3月19日に浦上教会にて司祭叙階。1988年4月から長崎公教神学校(現長崎カトリック神学院)担当。1989年から中町教会助任司祭となり、1991年ローマ留学。1994年アルフォンサアカデミーから倫理神学の免許を取得。同年長崎カトリック神学院担当、1999年4月に浦上教会助任司祭、2002年4月に 時津教会主任司祭。2005年4月から 福岡サン・スルピス大神学院の養成者。2007年2月に 植松教会主任司祭、2013年4月に三浦町教会主任を経て、2019年5月31日に教皇フランシスコにより長崎教区補佐司教に任命され、 同年9月16日に司教叙階。

 

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2021年12月28日