・教皇、公開枢機卿会議でオロリッシュ大司教など13人を新枢機卿に叙任 バチカンで開かれた公開枢機卿会議での新枢機卿叙任式 2019年10月5日 (2019.10.5 バチカン放送) 教皇フランシスコが5日、バチカンで公開枢機卿会議を開き、13人の新枢機卿を叙任された。 枢機卿に叙任されたのは、コンクラーベ(教皇選挙)の投票権を持つ80歳未満の枢機卿10名、および、投票権を持たない80歳以上の枢機卿3名の、合計13名。この結果、枢機卿会のメンバーは128名の有権枢機卿と、97名の非有権枢機卿、合わせて225名となった。 この日叙任された枢機卿の出身大陸・国による内訳は、ヨーロッパ7名(スペイン、ポルトガル、ルクセンブルグ、イタリア、チェコ(旧チェコスロバキア)、英国、リトアニア)、アフリカ3名(コンゴ民主共和国(旧ザイール)、モロッコ、アンゴラ)、中米2名(キューバ、グアテマラ)、アジア1名(インドネシア)。新枢機卿の一人、ルクセンブルグ大司教のジャン・クロード・オロリッシュ枢機卿(イエズス会)は、日本での長い宣教経験を持ち、上智大学で副学長などを務めていた。 新しく枢機卿に任命された人々は以下の通り。(発表順・敬称略、現職タイトル、出生年、出身国) [80歳未満の有権枢機卿] ・ミゲル・アンヘル・アユソ・ギクソット(教皇庁諸宗教対話評議会議長、1952年、スペイン) ・ジョゼ・トレンティーノ・デメンドンサ(バチカン図書館・機密文書館館長、1965年、ポルトガル) ・イグナチウス・スハルヨ・ハルジョアトモジョ(ジャカルタ大司教、1950年、インドネシア) ・ホァン・デ・ラ・カリダ・ガルシア・ロドリゲス(サン・クリストバル・デ・ラ・ハバナ大司教、1948年、キューバ) ・フリドリン・アンボンゴ・ベスング(キンサシャ大司教、1960年、コンゴ民主共和国(旧ザイール)) ・ジャン・クロード・オロリッシュ(ルクセンブルク大司教、1958年、ルクセンブルク) ・アルバロ・レオネル・ラマッツィーニ・イメリ(ウエウエテナンゴ司教、1947年、グアテマラ) ・マテオ・ズッピ(ボローニャ大司教、1955年、イタリア) ・クリストバル・ロペス・ロメロ(ラバト(モロッコ)大司教、1952年、スペイン) ・マイケル・チェルニー(教皇庁人間開発のための部署・移住者部門次官補、1946年、チェコ(旧チェコスロバキア)) [80歳以上の枢機卿] ・マイケル・ルイス・フィッツジェラルド(ネプテ名誉名義大司教、1937年、英国) ・シジタス・タンケビチウス(ビリニュス名誉大司教、1938年、リトアニア) ・エウジェニオ・ダル・コルソ(ベンゲラ(アンゴラ)名誉司教、1939年、イタリア) (編集「カトリック・あい」) ツイート
(2019.10.5 バチカン放送) 教皇フランシスコが5日、バチカンで公開枢機卿会議を開き、13人の新枢機卿を叙任された。 枢機卿に叙任されたのは、コンクラーベ(教皇選挙)の投票権を持つ80歳未満の枢機卿10名、および、投票権を持たない80歳以上の枢機卿3名の、合計13名。この結果、枢機卿会のメンバーは128名の有権枢機卿と、97名の非有権枢機卿、合わせて225名となった。 この日叙任された枢機卿の出身大陸・国による内訳は、ヨーロッパ7名(スペイン、ポルトガル、ルクセンブルグ、イタリア、チェコ(旧チェコスロバキア)、英国、リトアニア)、アフリカ3名(コンゴ民主共和国(旧ザイール)、モロッコ、アンゴラ)、中米2名(キューバ、グアテマラ)、アジア1名(インドネシア)。新枢機卿の一人、ルクセンブルグ大司教のジャン・クロード・オロリッシュ枢機卿(イエズス会)は、日本での長い宣教経験を持ち、上智大学で副学長などを務めていた。 新しく枢機卿に任命された人々は以下の通り。(発表順・敬称略、現職タイトル、出生年、出身国) [80歳未満の有権枢機卿] ・ミゲル・アンヘル・アユソ・ギクソット(教皇庁諸宗教対話評議会議長、1952年、スペイン) ・ジョゼ・トレンティーノ・デメンドンサ(バチカン図書館・機密文書館館長、1965年、ポルトガル) ・イグナチウス・スハルヨ・ハルジョアトモジョ(ジャカルタ大司教、1950年、インドネシア) ・ホァン・デ・ラ・カリダ・ガルシア・ロドリゲス(サン・クリストバル・デ・ラ・ハバナ大司教、1948年、キューバ) ・フリドリン・アンボンゴ・ベスング(キンサシャ大司教、1960年、コンゴ民主共和国(旧ザイール)) ・ジャン・クロード・オロリッシュ(ルクセンブルク大司教、1958年、ルクセンブルク) ・アルバロ・レオネル・ラマッツィーニ・イメリ(ウエウエテナンゴ司教、1947年、グアテマラ) ・マテオ・ズッピ(ボローニャ大司教、1955年、イタリア) ・クリストバル・ロペス・ロメロ(ラバト(モロッコ)大司教、1952年、スペイン) ・マイケル・チェルニー(教皇庁人間開発のための部署・移住者部門次官補、1946年、チェコ(旧チェコスロバキア)) [80歳以上の枢機卿] ・マイケル・ルイス・フィッツジェラルド(ネプテ名誉名義大司教、1937年、英国) ・シジタス・タンケビチウス(ビリニュス名誉大司教、1938年、リトアニア) ・エウジェニオ・ダル・コルソ(ベンゲラ(アンゴラ)名誉司教、1939年、イタリア) (編集「カトリック・あい」)