(2021.7.8 バチカン放送)
教皇フランシスコは術後4日目の8日も落ち着いた一日を過ごされている。7日夜に一時、発熱があったが、8日朝の検査では陰性が確認された。
バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長の8日正午の発表は以下の通り。
「教皇は、ご自分で食事し、動かれながら、落ち着いた一日を過ごされている。7日午後、近くの小児腫瘍科と小児神経外科の小さな入院患者たちに、ご自身の寄り添いを示すことを願われ、子どもたちに愛情を込めた挨拶を届けられた。7日夜、教皇に一時、発熱が見られた。8日朝、定例の検査、細菌検査のほか、胸部・腹部CT検査を受けられたが、その結果は陰性であった。
教皇は、今後も計画された治療と、口からの食事の摂取を続けられる。この特別な時にあって、教皇は苦しむ人々に眼差しを向けられ、治療を必要とする人はもとよりすべての病者に、寄り添いの気持ちを表明されている」
(編集「カトリック・あい」)