・世界青年の日の十字架、2023年「王であるキリスト」の日に開く予定のポルトガルへ

ワールドユースデー大会の十字架 2019年1月 パナマ大会で  (ANSA)

 典礼暦で「王であるキリスト」を祝う、11月22日(日)、教皇フランシスコはバチカンでミサを司式。ミサの終わりに、「世界青年の日(WYD)」世界大会のシンボルである十字架が、パナマの若者たちからポルトガルの若者たちへと託された。

 ミサの終わりにWYD世界大会のシンボルである十字架が、前回2019年の開催国パナマの若者たちから、次回2023年の開催国ポルトガルの若者たちへと引き継がれた。

 もう一つの大会シンボル、聖母子を描いたイコン「サルス・ポプリ・ロマーニ」の複製画(「サルス・ポプリ・ロマーニ」は、”ローマ人の救い”の意で、オリジナル画は、ローマのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂にある)も、ポルトガルの若者たちに託された。

 ワールドユースデーの十字架は、教区レベルの「世界青年の日」が記念された今年4月5日、バチカンでの「受難の主日」のミサにおいて、パナマの若者たちから、ポルトガルの若者たちへと引き継ぎのセレモニーが行われる予定だったが、この時点でのパンデミック対策によって中止となり、11月22日の「王であるキリスト」の祭日に延期されていた。

(編集「カトリック・あい」)

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2020年11月27日