(2020.5.26 バチカン放送)
5月の「聖母月」の終了を前に、教皇フランシスコによるロザリオの祈りが、イタリア時間30日午後5時30分(日本時間31日午前零時30分)からバチカン庭園「ルルドの洞窟」前で行われることになった。バチカン・ニュースでビデオ中継される。
教皇によるこのロザリオの祈りは、教皇庁新福音化推進評議会(議長:サルバトーレ・フィジケッラ大司教)の企画によるもの。新型コロナウイルス感染の世界的拡大に苦しむ人々に、教皇は改めて寄り添い、神に救いと助けを祈り求め、聖母の取り次ぎを願う。
教皇のロザリオの祈りは、新型ウイルスの打撃を受けている世界の巡礼地、ルルド(フランス)、ファティマ(ポルトガル)、チェンストホヴァ(ポーランド)、サン・ジョヴァンニ・ロトンド(イタリア)、ポンペイ(イタリア)、エレレ(ナイジェリア)、ルハン(アルゼンチン)、グアダルーペ(メキシコ)などからの中継を交えて行われる予定だ。
(編集「カトリック・あい」)