・「ウクライナ国民の苦難を終わらせるために仲介を」ゼレンスキー大統領、教皇と再び電話会談

日曜正午の集いで、ウクライナ国旗を掲げる巡礼者 バチカン・聖ペトロ広場日曜正午の集いで、ウクライナ国旗を掲げる巡礼者 バチカン・聖ペトロ広場  (ANSA)

 教皇フランシスコが22日、ウクライナのゼレンスキー大統領と、2月26日に続く、2度目の電話会談を行った。

 ゼレンスキー大統領は、この日、イタリア議会でビデオ中継を通し行った演説で、教皇と電話会談をしたことを明らかにし、「教皇は非常に重要なことを語られました。私は、彼に、ウクライナの人々が必死の抵抗を続けていることについて、『ウクライナ国民は悪を目にした時、軍隊となりました』とせつめいしました」と述べた。

 大統領は、22日午前のツィートでも、「私は教皇と話し、ウクライナの人々が置かれている困難な人道状況と、救援を受けるための回廊がロシア軍によって妨げられていることを伝えました。人々の苦しみを終わらせるために、教皇庁が仲介の役割を果たしてくれるならばありがたい、と訴えるとともに、教皇が平和とウクライナのための祈ってくださっていることに感謝を申し上げました」としている。

(編集「かとりっく・あい」)

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2022年3月23日