(2019.4.27 バチカン放送)
韓国と北朝鮮の両首脳による「板門店宣言」から一年、教皇フランシスコはこれを機会に27日、次のようにメッセージをおくられた。
「親愛なる友人の皆さま 『朝鮮半島の平和と繁栄、統一のための板門店宣言』から一周年を迎え、ここに心からのご挨拶をおくることをうれしく思います。この記念が、一致と、対話、兄弟的連帯に基づく未来が実際に可能である、との希望を、すべての人々に与えることができますように。忍耐ある粘り強い努力と、調和と一致の追求を通して、分裂と対立を乗り越えることができます。『板門店宣言』のこの記念が、新しい平和の時代を朝鮮半島のすべての人々にもたらすことができますように。すべての皆さまの上に神の豊かな祝福を祈ります」
(編集「カトリック・あい」)