
(2025.2.4 バチカン放送)
バチカンの「いのち・信徒・家庭省」が4日、7月27日に記念される第5回「祖父母と高齢者のための世界祈願日」のテーマを発表した。
教皇フランシスコが選ばれたテーマは、「希望を失うことのない人は、幸い」( シラ書14章2節参照)。
シラ書から引用されたこの言葉は、お年寄りの深い幸福感と、キリスト教的で和解した老後のための道として、主の中に置かれた希望を示している。
教皇は、2021年に設けられた同祈願日を、この聖年に、「祖父母や高齢者の存在が、いかに各家庭や教会共同体の中で希望のしるしとなり得るか」を考える機会とすることを希望されている。
「いのち・信徒・家庭省」は、7月27日のミサを、世界のすべての教区で高齢者のためのために捧げ、お年寄りへの訪問や、異なる世代間の出会いの機会を促すように、との教皇の勧めを新たにしている。
(編集「カトリック・あい」)