(Cardinal Matteo Zuppi attends Mass in the Cathedral of the Immaculate Conception in Moscow=(REUTERS)
教皇特使のマッテオ・ズッピ枢機卿が2日、3度目のロシア訪問を終え、モスクワから帰国した。今回の訪問では、行方不明者の捜索やウクライナへの子どもの帰還に加え、ウクライナ人戦争捕虜との面会が行われ、彼らの状況が協議の主要な焦点となった。
教皇の人道問題担当特使であり、イタリア司教協議会会長でもあるズッピ枢機卿は、昨年7月にウクライナを訪問した際には、リヴィウ地方にあるロシア人戦争捕虜収容所も視察している。
今回のロシア訪問で9月30日、ウクライナ人戦争捕虜が収容されている収容所を訪れ、捕虜たちと会話を交わし、教皇レオ14世の思いを伝え、彼らが一日も早く故郷に帰ることできるよう願った。
訪問中、ズッピ枢機卿はプーチン大統領の外交政策顧問、ユーリ・ウシャコフ氏に会い、ウクライナの軍人および民間人の捕虜、行方不明者の捜索、家族の再会、そして子供たちの本国送還について話し合った。また、ロシア人権委員のヤナ・ラントラトヴァ氏、ロシア児童権利委員のマリア・リヴォヴァ=ベロヴァ氏とも面会。「家族が再会できるよう、必要な確認作業を強化し、迅速化する必要がある」とズッピ枢機卿は強調した。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)