・教皇レオ14世、夏期日程発表ー7月6日からにカステルガンドルフォの教皇離宮へ

カステルガンドルフォの町とアルバーノ湖カステルガンドルフォの町とアルバーノ湖  (©Buesi – stock.adobe.com)

(2025.6.17 バチカン放送)

 教皇公邸管理部が17日、教皇レオ14世の夏の休暇など7月から8月にかけての予定を発表した。

 予定では、7月は、6日の日曜午後、ローマ近郊、カステルガンドルフォの教皇離宮へ移られる。13日の日曜午前10時、同離宮の教皇直属小教区のヴィラノヴァの聖トマ教会でミサを捧げられ、正午、教皇離宮前の広場、ピアッツァ・デラ・リベルタでお告げの祈りの集いを行われる。

 20日の日曜は午前9時30分、アルバーノの司教座聖堂でミサを司式され、正午、カルテルガンドルフォの教皇離宮前の広場でお告げの祈りの集いを持たれる。

**********

 教皇は7月中、個人謁見はなさらず、毎週水曜日の一般謁見も23日まで休止。30日から再開される。

**********

 8月は、15日「聖母の被昇天」の祭日、午前10時、カステルガンドルフォのヴィラノヴァの聖トマ教会でミサを捧げられ、同日正午、教皇離宮前の広場でお告げの祈りの集いを行われる。17日の日曜正午、教皇離宮前の広場でお告げの祈りの集いを行い、午後にバチカンにお戻りになる。

**********

 カステルガンドルフォの教皇離宮はこれまで歴代の教皇たちを迎えてきた。近年では、聖ヨハネ・パウロ2世はカステルガンドルフォを「第二のバチカン」と呼び、同地に深く親しまれたほか、ベネディクト16世も夏期はこの地で執筆に専念し、退位の日とその後の一時期をここで過ごされた。教皇フランシスコは、選出から間もなくカステルガンドルフォを訪問し、引退後同地に滞在していたベネディクト16世とお会いになった。離宮と庭園を博物館として整備し、エコロジー的回心を説く回勅『ラウダート・シ』の精神を表現する空間「ボルゴ・ラウダート・シ」の創設プロジェクトを進められたが、ご自身は夏期を同離宮でなく、バチカンで過ごされていた。

(編集「カトリック・あい」)

このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年6月21日