バチカン前の大通りから大聖堂をのぞむ (写真資料) (AFP or licensors)
File photo of rosary procession in St. Peter’s Square.
(2025.2.24 Vatican News Deborah Castellano Lubov)
教皇フランシスコの快癒を願うロザリオの祈りの集会が24日夜、バチカンの聖ペトロ広場で、国務長官のパロリン枢機卿の主宰で行われた。
聖ペトロ広場での祈りの集いは、24日以降、毎晩続けられ、バチカン放送のウェブサイトやソーシャルメディアチャンネルで生中継される。
バチカン報道官室が同日午後出した声明によると、このロザリオの祈りの集いは、「24日晩より、ローマ在住の枢機卿、およびローマ教皇庁とローマ教区の全協力者たちが、神の民の思いに応えるべく、午後9時にサンピエトロ広場に集まり、教皇の健康を祈願して聖なるロザリオを唱える」としている。
教皇の快癒を願う祈りは、世界中から非常に多く寄せられており、教皇はご自分で用意された23日正午の祈りの説教で、祈りに対する感謝の意を示されている。
また23日午後、ローマ教区教皇代理のレイナ枢機卿がローマのサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂で教皇の回復を祈念する特別なミサを捧げ、夜には、イタリア司教協議会議長のズッピ枢機卿(ボローニャ大司教)が、ボローニャのサン・ドメニコ大聖堂でロザリオの祈りを主宰した。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)