・教皇の働きへの感謝と回復を祈る動き世界に広がる(Crux)

(2025.2.21 Crux  Managing Editor Charles Collins)

 イングランド・ウェールズ・カトリック司教協議会の会長、ヴィンセント・ニコルズ枢機卿は21日、教皇フランシスコが入院を続ける中で祈りを捧げるメッセージを送った。

 メッセージで枢機卿は「親愛なる教皇フランシスコ、あなたがこの病気の時を生き抜くとき、私はここイングランドとウェールズの多くの人々の祈りを保証するために手紙を書きます」と前置きし、「教会共同体のの祈りは熱烈で心からのものです。多くの人々が、あなたの回復と健康のためにこの祈りに参加していると確信しています。イングランドとウェールズのカトリック教徒は、これらの国々の信者たちの彼に対する歴史的な忠誠心から生じた、教皇の人格に対する特別な献身を持っていることを理解するでしょう。非常に多くの人々があなたを高く評価し、あなたがペトリンのミニストリーで与える指導とリーダーシップに深く感謝しています」と強調。

 さらに、「私たちは、私たちの聖母の執り成しを通じて、特に彼女のウォルシンガムの聖母の称号の下で、あなたがこれらの日に力と忍耐を与えられ、あなたの司牧の中心にしっかりとあった喜びと思いやりを世界にもたらし続けることができるように祈ります」と述べている。

 また、エルサレムのラテン・カトリック教会総主教、ピエルバッティスタ・ピザバラ枢機卿も、教皇のための祈りを呼びかけ、「今この時、私たちは信仰において一つの家族として団結し、カトリック教会の最高指導者である教皇フランシスコの健康と幸せへ全能の神に祈りを捧げるために心からの訴えで団結しています」と述べた。

 そして、「教皇が健康上の問題に直面しているとき、私たちは彼を主の愛情深いケアに委ねます。力、癒し、そして迅速な回復を求めます。一つの霊的な家族として、私たちは共に立ち、祈りと嘆願で団結し、体と魂の両方の医師である主に、教皇に健康と力を与えてくださるよう願うことを求められています」と、世界の信者たちに呼びかけている。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2025年2月23日