・教皇、9月25日から4日間フランス訪問、性的虐待被害者とも非公式面談を予定

Pope Leo is set to travel to France this SeptemberPope Leo is set to travel to France this September 

(2026.8.7 Vatican News)

 教皇レオ14世が9月25日から28日にかけてフランスを訪問されることが、7日正式に発表された。パリ、サン=ドニ、ルルド、メスをの各市を訪れるという、盛りだくさんの日程となる。

 フランシスコ教皇は2024年12月にコルシカ島のアジャクシオ、2023年9月にマルセイユ、2014年にストラスブールを訪れたが、いずれも公式の国賓としての訪問ではなかった。教皇のフランス公式訪問は、2008年9月ベネディクト16世が訪問して以来となる。

 9月25日:ローマからパリへ

 教皇は9月25日朝、午前7時50分にローマ・フィウミチーノ国際空港を出発し、パリ・オルリー国際空港に午前10時に到着。歓迎式典の後、エリゼ宮でエマニュエル・マクロン大統領と会談される。その後、政府高官、市民社会、外交団に向けて演説を行う。午後には、ユネスコ本部を訪れ、そこで演説を行う予定だ。

 夕方に、ノートルダム大聖堂での聖職者や奉献生活者たちとの夕の祈りがあり、教皇は説教をされる。続いて、サン=ドニのスタッド・ド・フランスで若者たちとの祈りの集いを持たれる。

 

 9月26日:パリとルルド

 2日目の26日は、パリ大司教区が運営する社会支援・社会統合センター「メゾン・バキタ」への訪問から始まる。2021年9月に開設された同センターは、亡命生活を送る人々を対象に、的を絞った革新的な支援・擁護プログラムを提供、あるいは直接実施している。2017年2月に教皇フランシスコが「すべての移民を『迎え入れ、守り、促進し、社会に統合する』こと」を呼びかけたことへの応答として始まった。教皇はこれを「正義、文明、連帯の義務」であると述べている。

 その後、教皇レオはパリ・カトリック大学(Institut Catholique de Paris)で、教区シノドス総会のメンバー、求道者、そして新たに洗礼を受けた人々と会見される。

 空路ルルドへ向かう前に、教皇はコンコルド広場でミサを捧げられる。ルルド到着後、聖母聖堂にあるマサビエルの御出現の洞窟で祈りの時間を過ごされる。

 

 9月27日:ルルド

 ルルドでの最初の朝、教皇はルルドの聖母聖堂内のサン・ベルナデット講堂で、フランスの司教団と会見され、その後、聖堂の「プラリー(草原)」でミサを捧げられる。

 その後、アキュイール・ノートルダムのスタッフや患者たちと面会される。同施設は、世界中から巡礼者が訪れ、巡礼期間中に滞在する専門の医療介護施設兼歓迎センターだ。

 続いて教皇はルルドのカルメル会修道院で、黙想生活を送る修道女たちと非公開の会見を持ち、夜は、聖堂で行われる伝統的な松明のロザリオの行列で締めくくられる。

 

 9月28日:ルルド、メス、ローマ

 フランス滞在最終日の28日、教皇はメスを訪れ、「ロベール・シューマン」会議センターで開かれる宗教間会合および「平和と統一のための欧州のルーツ」会議に出席する。

 サン・テフィアン大聖堂での最後のミサで、フランス訪問は幕を閉じ、午後7時の便でメッツ・ナンシー・ロレーヌ国際空港からローマへ戻られる。

 

 虐待被害者との会見

  公式日程の発表と同時に、バチカン報道局は、教皇がフランス訪問中に、教会で性的虐待を受けた被害者数名と非公開でお会いになることを明らかにした。

 この面会は、教皇がスペイン訪問中に被害者たちとされた交流に続くもの。聖職者による信徒への性的虐待問題によって教会が深く揺さぶられ、近年、構造改革や説明責任の履行、癒しのプロセスを継続しているフランスで、この面会は特に重要な意味を持つ。

 

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2026年8月8日