・教皇、腹部手術のためローマ市内の病院に入院—数日の予定

The Agostino Gemelli Hospital in RomeThe Agostino Gemelli Hospital in Rome  (ANSA)

 

 

 教皇は入院を控えた7日朝、水曜恒例の一般謁見。幼子イエスの聖テレジアをテーマに「使徒的熱意について」の連続講話を続けられ、彼女の聖遺物を崇敬された後、「幼子イエスの聖テレジアがイエスを愛したように、イエスを愛する恵みを、彼女がしたように私たちの試練と悲しみをイエスに捧げてイエスを知る恵みを求めよう」と信徒たちに呼び掛けられた。

*ジェメッリ病院入院は3回目

 教皇がジェメッリ病院に入院するのはこれで3回目。 前回は3月に気管支炎の治療のため、4日間入院され、4月1日に退院された。その前は、2021年7月4日に、症候性結腸憩室狭窄症のため腹部手術を受けた。 手術は全身麻酔下で行われたが(教皇によれば、これにより多少の不快感があった)、当時84歳だった教皇の健康状態は全体的に良好だった。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2023年6月7日