・教皇、未成年性的虐待のポーランド枢機卿を懲戒処分、被害者の救済や虐待防止に資金拠出も命じる

 

   未成年者の性的虐待などで告発されているポーランドのヘンリク・グルビノヴィッチ枢機卿に対し、教皇フランシスコは6日、担当部局による調査結果を受けて懲戒処分とした。

 同国のバチカン大使館は同日昼、声明を発表し、国内で最年長の枢機卿の1人であるグルビノヴィッチ枢機卿が未成年者の性的虐待によって懲罰の対象となった、と発表した。同国西部のヴロツワフ教区の名誉大司教である、枢機卿は、脅迫、同性愛行為、および共産党政権時代の治安機関への協力で非難で告発されていた。

 バチカンが同日発表した声明では、「ヘンリク・グルビノヴィッチ枢機卿に対する告発について調査を行い、枢機卿の過去に関する他の告発を分析した後、聖座は彼に対して次の懲戒処分を決定を下したー公けの祝祭の席や会議に参加を禁止、枢機卿であることを示す印の使用禁止、大聖堂での葬儀や埋葬の執行の禁止」とし、さらに枢機卿に対して、「性的虐待の被害者のためにポーランド司教協議会が設立した聖ヨゼフ財団の活動、被害者の精神的支援、虐待の防止、さらに未成年者保護に責任を持つ人々の育成に、十分な額の資金を拠出すること」を求めている。

 

 

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2020年11月7日