(2023.10.7 Vatican News )
教皇フランシスコは7日、イタリア生まれのコンソラータ宣教師会の元総長、シスター・シモーナ・ブランビッラを、バチカンの奉献・使徒的生活者省の次官に任命した。
(注:バチカンで次官級の高官に女性が任命されるのは、確認されるだけで3人目だ=「カトリック・あい」)。
シスター・ブランビッラは1965年3月27日、イタリアのモンツァ生まれ。1看護師の資格を得た後、1988年にコンソラータ宣教師会に入り、 1998 年に教皇庁立グレゴリアン大学の心理学研究所で心理学上級修士を取得。 1999 年に終生誓願を立て、モザンビークに渡り、マクア シリマ学習センターで若者たちの司牧活動に従事し、2002 年から 4年間はグレゴリアン大学の心理学研究所で講師を務め、 2008 年に同研究所から心理学博士号を取得した。 2011年にコンソラータ宣教師会の総長に選ばれ、今年5月までその職を務めた。 また2019年から奉献・使徒的生活者省の委員になっている。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)