(2024.11.4 バチカン放送)
教皇フランシスコは4日、12月7日の枢機卿会議で叙任される新枢機卿に、イタリア・ナポリ大司教区のドメニコ・バッタリア大司教を追加任命された。
バッタリア大司教は、イタリア・カラブリア州出身で、61歳。2020年より、ナポリ大司教区の教区長を務めている。
10月6日に教皇に新枢機卿として指名された21人のうち、インドネシア・ボゴール大司教区のパスカリス・ブルーノ・シュクル大司教は、「司祭生活、教会と神の民への奉仕においてより成長したい」との理由のもとに、今回の枢機卿への任命を辞退することを申し出、10月22日に教皇に承認された。
シュクル大司教が辞退し、バッタリア大司教が加わったことで、12月7日の枢機卿会議で叙任される新枢機卿の数、21名に変化はないが、大陸・地域別では、ヨーロッパ11名(イタリア5名、セルビア、フランス、ベルギー、リトアニア、ウクライナ、英国、各1名)、アジア3名(日本、フィリピン、インド、各1名)、アフリカ1名(コートジボワール)、北アメリカ1名(カナダ)、南アメリカ5名(ペルー、アルゼンチン、エクアドル、チリ、ブラジル、各1名)となった。
12月7日の新枢機卿任命式後の枢機卿の総数は256人、このうち教皇選挙の投票権を持つ80歳未満の枢機卿は141人、投票権を持たない80歳以上の枢機卿は115人となる。
(編集「カトリック・あい」)