・バチカン行政機構の最高位に初の女性ー教皇、バチカン市国行政庁長官にSr.ペトリーニを任命 Archive photo of Sister Raffaella Petrini and Pope Francis (2025.2.15 Vatican News) 教皇フランシスコは15日、バチカン市国委員会の議長および同国行政庁の新長官に、Sr.ラファエラ・ペトリーニ同庁次官を任命された。現長官のフェルナンド・ヴェルヘス・アルサガ枢機卿の後を継ぎ、3月1日に就任する。 Sr.ペトリーニは、聖体のフランシスコ修道女会の会員。今回の任命により、彼女はバチカンの行政機構における最高の指導的地位に就く初の女性となる。 教皇はバチカンの要職に積極的に女性の登用を進めておられ、先月も、奉献・使徒的生活会省長官にバチカンの省のトップに就く初の女性としてSr.シモーナ・ブランビッラを任命されている。 なお、行政庁長官の任務は、バチカン市国の統治を監督し、教皇庁の指令に従って日々の業務や政策を管理すること。行政庁は、治安、インフラ、文化遺産など、バチカン市国の行政のさまざまな側面を担当している。 (翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二) ツイート