・「新司教の叙階は分裂行為、強行すれば破門」ーバチカン教理省長官が聖ピオ10世会に警告

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(2026.5.13  Vatican News)

    ルフェーブル大司教によって設立された聖ピオ10世司祭兄弟会(FSSPX)が、教皇の呼びかけにもかかわらず、7月に教皇の許可なしに新たな司教を叙階することを表明している。

 これに対し、バチカン教理省のフェルナンデス長官は13日、声明を発表、教皇の許可なしに司教叙階を行わないよう警告し、「別の道」を選ぶよう祈り続けていると述べた。

 声明によると、教皇レオ14世は、この新たな「分裂的行為」が回避されるよう祈り続けるという願いを、改めて明確に確認したいと望まれている。

 フェルナンデス長官は声明で、「すでに伝えられたことを繰り返します。 聖ピオ10世司祭兄弟会が実施を発表した司教叙階には、教皇の許可がない。この行為は『分裂行為』(聖ヨハネ・パウロ2世教皇の使徒的書簡、『エクレシア・デイ』第3項*)を構成し、『分裂への正式な加担は、神に対する重大な冒涜であり、教会法によって定められた破門を招く』(同)」と言明。

 *1988年に、聖座による禁令にもかかわらず、(FSSPX)聖ピオ十世会が4人の司教叙階を強行したことに対し、当時の教皇ヨハネ・パウロ2世が発出された使徒的書簡。これにより4人は破門された。

 そして、声明の最後に「教皇は、聖ピオ十世司祭兄弟会の指導者たちが、彼らが下した極めて重大な決定について、その歩みを改めることができるよう、聖霊が彼らを照らしてくださるよう、引き続き祈りを捧げておられる」と述べている。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2026年5月14日