・日本人もメンバーの修道女ロックバンドが世界的な人気、WYD大会でも教皇の前で歌う

(2019.1.31 カトリック・あい)

 チリ、日本、エクアドル、中国、コスタリカ出身の若い修道女たちのロックバンド「シエルバス(Siervas、スペイン語で「しもべ」)」が、動画投稿サイトYouTubeや音楽サービスのSpotify、iTunesでヒット曲を飛ばし、AFP(フランス通信社)など世界のメディアにも取り上げるなど、人気を呼んでいる。27日までパナマで開かれた「世界青年の日(WYD)」大会でも、教皇フランシスコと世界の若者たちの前で歌った⇒https://youtu.be/m1u4SEYNxFcで動画で聞けます。

 メンバーの一人、シスター・イボンヌはAFPに「これは、福音の教えを伝え、私たちの強さを示す新しい手段」「つまり、ロックは私たちが好きな音楽で、私たちがどういう人間かについて多くを表現してくれるのです」、日本人のメンバーでバイオリン担当のシスター・アリサは「私たちが集まったのは、神様のおぼしめしでした」と語っている。

 シエルバスは2014年にリマで多国籍の音楽好きの修道女たちによって結成され、これまで米国を含む11か国で演奏してきた。キリスト教の教えを基にしているが、メロディーはロックそのもの。ペルーの首都リマで高層ビルのヘリパッドを舞台に演奏するミュージックビデオ「トラスト・イン・ゴッド(Trust in God)」は口コミで広がり、ユーチューブで約200万回再生された。(▷をクリックすると演奏が聴けます)

Siervas

 

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2019年1月31日