教皇フランシスコは15日、バチカンで行われた日曜正午の祈りの集いで、シリアと世界の平和のために祈りを呼びかけられた。
この中で教皇は、世界の国々や国際組織が提供する様々な手段にもかかわらず、シリアはじめ世界の他の国・地域の平和実現に協調した行動がとれない現状を深く憂慮。平和のために絶えず祈るよう、すべての善意の人々に呼びかけるとともに、政治に責任を負う指導者たちに、正義と平和を優先するるように改めて求められた。
また、今年3月末にコロンビア国境付近で武装集団に拉致、殺害されたエクアドルのジャーナリストら3人の犠牲者と遺族のために祈られ、主と聖母の助けのもと、一致と平和のうちに前進するよう、エクアドル国民に励ましをおくられた。
(「カトリック・あい」が編集しました)