度重なる失言に非難が高まる中で、当人は、「(性的虐待問題で)私が言おうとしたのは、過去から学び、傷をいやすのを助けねばならないか可哀そうな犠牲者たちのケアをするために、前を向こう、ということだった」と釈明し、女性軽視と受け取られたことには謝罪し、「私は教会の交わりのために働き、協同する中で私たちは皆、女性も男性も、多様な豊かさをもつ建設者であることを知っている。そうすることで、教会はさらに人々を喜びをもって受け入れ、全てを包含するものとなる」と書いていた。
司教叙階はされなくなったが、Irarrázavalは司祭職には留まる。また教皇が二人目のサンチャゴの補佐司教として任命していたイタリア生まれのアルベルト・ロレンゼリは今月下旬に司教に叙階される予定だ。
(翻訳「カトリック・あい」南條俊二)