教会の出入り口に設置されたカメラには、実行犯が押し入る様子を捉えている。銃などで武装した男2人のうち1人がゲートをよじ登って侵入し、内側から鍵を開けた。別のカメラには、侵入者に驚いて一斉に逃げ出す人々の姿も映っている。
ロイター通信によると、男らは教会の敷地内でキリスト教徒らに向かって発砲し、1人は自爆ベルトを爆発させ、もう1人は警察によって射殺されたという。この襲撃で少なくとも9人が死亡、56人がケガをしている。当時、教会ではクリスマスを前にした礼拝が行われていて、400人近くがいたという。
これについて「イスラム国」系の通信社は17日、戦闘員2人による犯行だと伝えた。