パキスタンでキリスト教会襲撃「イスラム国」の犯行か死傷60人以上(日テレ・ニュース24)

 (2017年12月18日 08:44 日テレ・ニュース24)

 パキスタン中部のクエッタにあるキリスト教の教会が17日、武装した男2人に襲撃され、60人以上が死傷した。過激派組織「イスラム国」系の通信社が戦闘員による犯行だと伝えている。

教会の出入り口に設置されたカメラには、実行犯が押し入る様子を捉えている。銃などで武装した男2人のうち1人がゲートをよじ登って侵入し、内側から鍵を開けた。別のカメラには、侵入者に驚いて一斉に逃げ出す人々の姿も映っている。

ロイター通信によると、男らは教会の敷地内でキリスト教徒らに向かって発砲し、1人は自爆ベルトを爆発させ、もう1人は警察によって射殺されたという。この襲撃で少なくとも9人が死亡、56人がケガをしている。当時、教会ではクリスマスを前にした礼拝が行われていて、400人近くがいたという。

これについて「イスラム国」系の通信社は17日、戦闘員2人による犯行だと伝えた。

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2017年12月18日