車いす男性射殺に怒り ガザ衝突 イスラエル軍が発砲(読売新聞朝刊)

 

(2017年12月18日 読売新聞 ガザ(パレスチナ自治区)=金子靖志)

米国の決定に抗議するアブスライヤさん(15日、ガザ市東部で)=親族提供

アブスライヤさんの葬儀には数千人が参加し、射殺されたことへの怒りの声が相次いだ(16日、パレスチナ自治区ガザで)=金子靖志撮影

 トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と宣言したことへの抗議デモに参加していた車いすの男性が、パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍に射殺され、反発が強まっている。

 男性はイブラヒム・アブスライヤさん(29)。親族によると、イスラム教の金曜礼拝があった15日、パレスチナの旗を掲げながら「エルサレムはパレスチナの首都だ」と叫んだ。イスラエル軍が発砲した銃弾が頭部に直撃した。ガザの保健当局は「狙撃された」と発表した。

 アブスライヤさんは2008年にイスラエル軍の空爆で両足を失ったという。16日の葬儀には数千人が参列し、「イスラエルは許せない」と怒りの声を上げた。

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2017年12月18日