・[教育ルネサンス]養護教諭①‐⑥(読売新聞)

<1>男性教諭 保健室に新風

(2018年2月1日 読売新聞朝刊)

 児童生徒一人一人の健康に目配りする養護教諭。子どもたちが心を開きやすい「保健室の先生」は今、忙しい。インターネットや性など子どもたちを取り巻く環境は複雑化し、子どもの心身に影響を与えているからだ。先生たちの奮闘する姿をリポートする。

 1月中旬のある日、約600人が通学する大阪府高槻市立第十中学校の保健室は、昼休みを中心に次々と訪れる生徒で混雑した。

 「いつから痛い?」「どうしたん?」。だるさや腹痛を訴える生徒たちに優しく声をかけるのは養護教諭の福井佑介さん(37)と小原洋子さん(37)。休息しても授業に戻れそうもないと判断すると職員室に内線電話をかけ、保護者に早退の連絡を入れてもらう。この日は約30人が保健室を訪れ、うち7人が早退した。

 福井さんは第十中で初めての男性養護教諭。2016年度、生徒の利用が多い保健室を充実させるため2人目として配属された。「仕事で性別はあまり意識していない」と話すが、福井さんに話を聞いてほしくて保健室を訪れる女子生徒の姿も珍しくないという。

■じっくり耳を傾ける

 福井さんが心がけるのは「生徒と接する際はじっくり耳を傾ける」。生徒に症状を書いてもらう用紙で「気持ちがしんどい」という項目にチェックが入っていると特に気を使う。悩みを話し始めた女子生徒には、解決策が浮かんでもすぐには口を挟まない。趣味のマンガや音楽が話題になれば、次に会うまでに調べておく。小原さんは「何を言っても大丈夫な人と思われているようだ。一部の女子生徒が父性を求めているなと感じる」と話す。

 小原さんによると、福井さんが着任する前に比べ、男子生徒の来室も増えた。欠席や遅刻が多かった男子生徒から「夢中になっていることがあって夜更かししている」と聞き出し、担任に伝えたこともある。「女子はよく分からない」と異性との接し方について相談に来た男子もいた。

 福井さんには、クラスになじめなかった高校時代、養護教諭に支えてもらった経験がある。福祉や心理学を勉強しようと大阪府内の大学に進んだが、「悩んだり、つらい思いを抱えたりしている子どもの役に立ちたい」と考え、養護教諭の免許を取った。07年、3回目の挑戦で大阪府に採用された。小学校勤務を経て16年度に第十中に着任した。

 吉川明校長(57)は「悩みを相談したい相手は生徒によって違う。男女2人の養護教諭がいることで窓口が広くなり、生徒の異変を素早く把握できる」とメリットを感じている。

 福井さんは「同性だから悩みを話しやすい面もある。女性の職業と思われがちだが、自分が結果を出すことで男性が増えてほしい」と気持ちを引き締める。

■単独配置のケースも

 「健康診断を受ける女子に男性だけでは対応できない」(現役の養護教諭)といった声もあり、男性養護教諭の単独配置は難しいとされるが、北海道では単独配置の小学校がある。

 児童数約100人の浜中町立茶内小学校の望月昇平さん(25)は15年4月に赴任。けんかでけがをするようなわんぱくな男子への対応は慣れたものだが、第2次性徴期を迎える高学年の女子への対応は特に気を使う。日頃から担任らとのコミュニケーションを欠かさない。

 望月さんは「保護者から『最初は不安だったが、安心した』と言われた。仕事ぶりで信頼を勝ち取れる」と話す。

 男性養護教諭と交流がある鈴鹿大の川又俊則教授(教育社会学)は「性のことなど女性養護教諭には相談しにくかった話題でも男性なら話せるといった子どものニーズをくみ取れる。養護教諭を目指す男子学生もおり、活躍が増えるのではないか」と指摘する。

◇看護学、衛生学学び免許取得

 養護教諭は学校教育法で「児童生徒の養護を担当する」と定められており、保健室で子どもの心と体の健康を守る。注射など医療行為はできないが、軽いけがの処置を行い、症状によっては医療機関につなぐ。悩みごとの相談に乗り、インフルエンザなど感染症の予防や把握をするのも大きな仕事だ。

 養成課程がある大学院や大学、短大などで、生徒指導など教職に関する科目と、看護学や衛生学など養護に関する科目を学び、免許を取得する。保健師や看護師の免許取得者は取得単位が軽減される。3年以上の実務経験があり、各地の教育委員会などから兼職発令を受けると、保健の授業を行うことができる。

 小中学校には必ず配置され、高校は任意。国は小学校では児童851人以上、中学校では生徒801人以上で2人配置を標準としているが、実際には都道府県や政令市が配置を決める。

<2>ネット依存防止を提案

(2018年2月2日 読売新聞朝刊)

 「1日5時間以上、インターネットを利用している1年男子の率が高いね」「全体的に女子の方がネットに負担を感じている。相手の反応を気にしすぎているんじゃないか」

 1月中旬、川崎市立王禅寺中央中学校で開かれた保健委員会。1~3年生計18人が、全校生徒約350人にネットの利用状況を尋ねたアンケート結果について感想を述べ合った。

 指導していたのは養護教諭の市川裕美子さん(48)。「心や体の不調を訴えて保健室に来る生徒に生活ぶりを聞くと、多くはネットが関わっている」と実感する。アンケートの分析結果は生徒に発信する予定だ。

 SNSで悪口を書かれた。写真を無断で流された。ネット上で知り合った人から会いたいと言われた――。保健室で生徒から聞く問題に取り組もうと、川崎市北部の多摩、麻生区の養護教諭たちが共同で取り組み始めたのは2014年度。市川さんは「生徒がネットの問題点を自覚していないのも怖かった。養護教諭として子どもの心身の健康にこだわりたかった」と振り返る。

 15年秋に両区の全中学校から生徒約1450人を抽出した実態調査で、ネット利用が長いほど体への影響を感じる生徒が多くなる傾向が裏付けられた。例えば、平日3時間以上利用する生徒のうち、肩こりや首・背中の疲れが「よくある」「時々ある」と答えた割合は6割を超えた。

 アンケート結果は、全校の生徒や保護者向けに配る便り「コネクト」で紹介。ネットとの上手なつきあい方を指導する授業案も作成し、担任の教員らに提供した。生徒たちは文化祭でネット利用の注意点の発表などに取り組んだ。

 地域の養護教諭が協力する取り組みについて、リーダーを務める川崎市立生田中学校の山崎恵子校長は「地域ぐるみで取り組むので当事者が特定されず、事例が紹介しやすい。各校への広がりも期待できる」と話す。

 富山県高岡市立野村小学校は15年度から、地域の中学校と連携し、家庭でスマホやテレビ、ゲームから離れる週間を年3回設けている。低学年からネット動画を見るなどして睡眠不足になる児童もおり、養護教諭の網美智代さんがネット依存を予防しようと提案した。

 予防の仕方は各家庭で話し合って四つのコースから選ぶ。作り出した時間は学習や読書、睡眠、家族との会話などに充てられているという。網さんは「家族で話し合うことで生活習慣を見直す機会になっている」と語る。

 愛知東邦大学の今津孝次郎教授(教育社会学)は「子どもたちの心身の問題に一番近い養護教諭が、正しいスマホの使い方などについて学校全体や保護者が議論できるよう中心的な役割を担ってほしい」と話す。

<3>LGBTの生徒に配慮

(2018年2月3日 読売新聞朝刊)

 「性的少数者(LGBT)の生徒の居心地が少しでもよくなれば」。関東地方の公立高校に勤務する50歳代の女性養護教諭は、LGBTの生徒に配慮した環境作りに努めている。

 数年前、短髪で男子っぽい雰囲気の女子生徒が気にとまった。約1年間、様子を観察した後、健康診断をきっかけに「困っていることがあれば配慮するよ」と優しく話しかけた。生徒は驚いていたが、しばらくして、身体的な性と心の性に違和感があると打ち明けてきた。

 養護教諭は時間割に縛られず、外部との専門機関との連携も取りやすい。生徒の話を聞きながら、どのように支援できるかを考えた。

 生徒は制服のスカートが苦痛だった。男子生徒のスラックスの着用が認められないかを学校側に提案した。生徒の情報は一部の教員にとどめ、防寒対策として着用を認めてもらった。

 修学旅行の男女の部屋割りも気まずそうだった。女子の友人とは仲も良いが、同じように振る舞うのが精神的な負担になっていた。宿泊先では病気の際に使用する予備室を確保した。

 家族へのカミングアウト(告白)も手伝った。生徒は「拒否されたら」と心配し、家族に黙っていた。だが、できれば家族にも分かってほしいと思っており、スクールカウンセラーや担任も交え、どのように伝えればよいのかを話し合った。学校を訪れた保護者は、落ち着いた様子で生徒の告白を受け止めた。生徒は明るい表情で学校生活を送るようになり、本やDVDを見てLGBTについて学んだ。

 「かつての失敗が生きた気がします」と養護教諭は話す。以前勤務していた高校で、女子っぽい髪形の男子生徒に「困っているんじゃない?」と声をかけた。男子生徒は即座に否定し、その後中退してしまった。たまたま別の場所で見かけた男子生徒は化粧をしてスカートをはいていた。「悩みを抱えていたのかもしれない。もっと上手に聞き出せれば」と苦い思いをした。

 文部科学省が2014年に公表した調査では、小中高から計606件の性同一性障害の児童生徒に関する教育相談が報告された。配慮の例としては、トイレが4割以上で最も多く、更衣室や制服などの服装についても目立った。同省は15年、性同一性障害の児童生徒への配慮を求める通知を出し、翌年には教職員向けの手引を作成した。通知では、「自認する性別の制服や体操着の着用を認める」「職員用トイレ・多目的トイレの利用を認める」などの対応例を示した。

 性同一性障害に詳しい岡山大学の中塚幹也教授は「LGBTに対する学校現場の理解はまだ足りていない。生徒との信頼関係を築きながら、養護教諭や担任を中心としたチームで対応した方が生徒も支援を受けやすくなる」と語った。

■性同一性障害の児童生徒への学校の主な支援事例(文科省の通知より)

・標準より長い髪形を一定の範囲で認める(戸籍上男性の場合)

・着替えの際は保健室や多目的トイレの利用を認める。

・自認する性別として名簿上扱う

・水泳では上半身が隠れる水着の着用を認める(戸籍上男性の場合)

・修学旅行などの際には1人部屋の使用を認める。入浴時間をずらす

 

<4>食物アレルギー備え万全

(2018年2月7日読売新聞朝刊)

 「給食中や昼休みは特に気が抜けない。食物アレルギーがないと思われていた児童が発症することもある」

 1月下旬、福島県郡山市立大成小学校の養護教諭・湯田厚子さん(60)は、昼休みに校庭で雪遊びする児童を見ながら語った。

 大成小は毎年、家庭の調査票などを基に食物アレルギーを持つ児童を把握する。しかし、2016年の2学期、リストに載らない低学年の女子児童が給食でピーナツのあえ物を食べて吐き、保健室にやってきた。外見に問題はないように見えたが、保護者に迎えに来てもらい病院での受診を勧めたところ、アレルギーと判明した。

 湯田さんは「家庭に比べ、給食の食材は幅広いので、初めての食材もあるのだろう」と推測する。

 約780人が通学する大成小にも卵や乳製品、そば、ナッツなどにアレルギーを持つ児童が約40人いる。

 学校では、主任栄養技師を中心に個々の児童に応じてアレルギー物質を除いた給食を調理する。除去されていない料理を誤って食べないようにアレルギーを持つ児童のおかわりを禁じ、遠足時のおやつ交換も認めない。生命にかかわる重いアレルギー症状を発症した際に使う自己注射薬「エピペン」を職員室に保管し、万が一に備える。

 湯田さんは30歳代の頃、キウイフルーツを食べて顔を腫らした児童をすぐに病院に連れて行き、大事に至らなかった経験がある。キウイによる食物アレルギーが広く知られる前のことだ。湯田さんは「命を預かっている以上、もしかしたらという視点が大切」と肝に銘じる。

 アレルギーを持つ子どもへの支援には周りの理解も欠かせない。

 「命にかかわることもあるので、関心をもってもらえるとうれしい」

 東京都墨田区立曳舟ひきふね小学校では昨年10月、卵や乳製品にアレルギーを持つ女子児童が全校約380人の前でアレルギーと向き合う気持ちを打ち明け、理解を呼びかけた。女子児童のクラスでは、こぼれた牛乳が体に付かないように牛乳瓶を離して置いたり、アレルギー物質が入った食物を食器に盛りつける作業を別の児童が代わったりしている。

 母親の手紙も読み上げられ、「皆さんに見守られて安心して学校生活が送られる」と感謝の思いが伝えられた。

 企画したのは、養護教諭30年以上の小瀬良こぜら初代さん。「当事者の気持ちを知ることで、周りもしっかり気をつけてくれる」と話す。

 順天堂大の釆女うねめ智津江教授(学校保健)は「アレルギー疾患には、全教職員が緊急時に適切に対応できることが必要だ。専門知識を持つ養護教諭には、校内研修の充実や体制整備で中心的な役割を果たすことが期待される」と指摘する。

     ◇

 食物アレルギー=卵や乳製品、小麦、大豆など特定の食べ物を摂取した後にじんましんや嘔吐おうと、呼吸困難などの症状が出る。日本学校保健会(2013年度)によると、小学生4.5%、中学生4.7%にアレルギーがある。12年には東京都調布市の小学校で、乳製品にアレルギーのある女児(当時5年生)が、給食でチーズ入りのチヂミを食べて死亡する事故が起きた。

 

<5>性の問題 生徒の心情配慮

(2018年2月8日 読売新聞朝刊)

 思春期の子どもの心と体を守るのは、性教育に関わる養護教諭の大事な役目だ。首都圏の公立中学校に勤務する40歳代の女性養護教諭は「学校として配慮が足りず、生徒を傷つけてしまった」と悔しそうに振り返った。

数年前、ある女子生徒が交際していた他校の男子生徒と性的関係を持った。妊娠の可能性もあり、緊急の対応が必要だった。養護教諭は出張中で、非行などを扱う生徒指導担当の男性教諭が女子生徒からの聞き取りを行った。面談は会議室で1対1で行われ、2時間に及んだ。養護教諭がそのことを耳にしたのは数日後だった。

養護教諭はすぐに校長室に駆け込み、「性的な内容について、異性の教員が1対1で聞き取るのは絶対にやめてほしい」と訴えた。その後の聞き取りは複数の教員で行ったが、女子生徒は一時不登校になってしまった。周囲に「(話を聞いた)男性教諭に会うのは嫌だ」と漏らしたという。

養護教諭は「問題行動としてではなく、望まぬ妊娠や性感染症を防ぐなどの教育的配慮が必要だった」と話した。

昨年、養護教諭が参加するサークルで、生徒の性的な問題への対応をどうすべきかの話し合いが行われた。「異性の教員が聞き取りを行うと、教員が逆にセクハラで訴えられる可能性もある」との意見も出た。

サークルは意見をまとめ、性に関する相談やトラブルへの指導マニュアルを作成した。マニュアルでは「子どものプライバシーを尊重しながら、子どもの体と心を守ることを最優先に考える」ことを基本姿勢に掲げた。聞き取りについては「同性など本人が安心して話せる人、できれば2人で」「話したくないことは無理に答えなくてもよいと伝える」「性への興味や関心を肯定的にとらえ、一緒に学ぶスタンスでアドバイスをする」などを挙げた。サークルのメンバーは、各学校でマニュアルに沿った指導の普及に努めている。

元公立中学校養護教諭で、「さいたまユースサポートネット」副代表の金子由美子さんは「学校現場では子どもの人権に対する意識がまだまだ薄い。性的問題に異性の教員が対応するのは、結果的にスクールセクハラにあたる」と指摘。「生徒の気持ちに寄り添って考えることが重要。教職員の意識改革を促すためにも、研修やマニュアルを設けることも有効だ」と話す。

年間120件ほどの相談が子どもや親から寄せられる「スクール・セクシュアル・ハラスメント防止全国ネットワーク」(大阪府守口市)の亀井明子代表も「教員の力は大きく、子どもたちから嫌だと言い出しにくい傾向がある」と話す。そのうえで「養護教諭も研修などでネットワークを作り、課題を共有することが重要だ」と訴える。

<6>運動不足やけが 注意促す

(2018年2月9日 読売新聞朝刊)

 学校の健康診断に2016年度、体を動かすために使う骨や筋肉、関節など「運動器」のチェックが追加された。養護教諭はその結果をふまえ、子どもたちの運動不足やけがの防止にも注意を払う。

 愛知県安城市立安城南中学校の3年生のクラスで1月15日、養護教諭の竹内正代さん(53)が授業を行った。腰をかがめて歩く高齢者と、真っすぐ立つ高齢者の写真を示し、「年を取ると筋肉や骨が弱る。自分の力で生活できる『健康寿命』を延ばすため、できることを考えよう」と呼びかけた。

 「何かをしている時、かかとを上げ下げする」「エレベーターやエスカレーターを使わない」。生徒はグループで話し合い、日頃の生活で体を動かすアイデアを発表した。

 3年生の多くは1学期で部活動を引退し、運動量が急激に減る。9月の体育大会では足がもつれたり、肉離れを起こしたりする生徒もいる。この授業でも、「体力の衰えを感じるか」と聞かれて手をあげた生徒は半数を超えた。

 運動器検診では、腰を曲げたりそらしたりして痛みがあるか、しゃがむと膝に痛みがあるか――などをチェックする。運動不足の子や、過度な運動で肩やひじなどに「スポーツ障害」を持つ子を把握し、対応するためだ。

 安城市内の養護教諭は、運動器検診をきっかけに、運動と健康に関する授業に力を入れるようになった。「体力の衰えに心当たりがある時だと効果がある。将来も運動を続けるきっかけにしてほしい」と竹内さんは願う。

 埼玉県熊谷市立妻沼めぬま西にし中学校では、検診結果をけがの防止にも役立てている。

 運動器検診が始まって間もなく、男子生徒が運動中、転んで左足を2か所骨折した。「転んだだけで普通はこんなけがにはならない」。養護教諭の樫村亜也さん(42)が検診結果を確認したところ、かかとをつけたまましゃがむことが苦手な生徒だった。「体がかたい」と思われる生徒は各学級に数人いるという。

 各家庭には生徒の運動器に関する調査に答えてもらっているが、学校でも、全生徒を体育館に集め、うまく体を動かせるかを全教員で確認し、漏れを防ぐ。樫村さんは保健体育の授業に参加し、体を柔らかくするストレッチを指導する。

 埼玉大の戸部秀之教授(学校保健学)は「体を動かさない遊びが増えるなどして体の柔軟性が不足している子どもが多い。スポーツ障害を持つ子を含め、養護教諭が体育や部活動の教師と連携しながら改善に取り組む分野は広がっている」と指摘する。

 樫村さんは意欲を見せる。「運動器検診から学校として取り組むべきことが見えてきた。子どもの健康と安全を守る専門職の役割を果たしていきたい」

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2018年2月2日