・教皇、羽田に到着、歓迎式の後、大使館で司教たちとお会いに

(2019.11.23 Vatican News Devin Watkins)

 23日タイを発たれた教皇フランシスコは約6時間の飛行の後、日本時間の午後6時前に羽田空港に到着、26日朝までの日本公式訪問を開始された。

 教皇はタイ航空の専用機から、強い風雨の中を傘をさすことなくタラップを降りられ、にこやかに、小中学校の生徒たちの歓迎を受けられた。空港での歓迎式のあと、都内のバチカン大使館に向かわれ、日本の司教たちとお会いになった。

 24日の日曜は、羽田から長崎、広島に向かい、第二次大戦中に原爆が投下された世界でただ二つの市で祈りを捧げられ、核兵器廃絶を訴えるメッセージを発出される。長崎では、17世紀のキリスト教徒迫害で亡くなった日本の信徒者たちの殉教の地を訪れ、敬意を表される予定。

 翌25日は、東京で信徒たちとの時間を過ごし、政府首脳たちと会見。26日朝、上智大学でイエズス会員、続いて学生たちとお会いになった後、羽田を発ち、ローマにもどられる予定だ。

(翻訳「カトリック・あい」南條俊二)

 

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2019年11月23日