・「教皇フランシスコの挑戦-闇から光へ」が新装版で春秋社から再刊

(2019.10.23 カトリック・あい)

 「教皇フランシスコの挑戦 闇から光へ」(ポール・バレリー/著 南條俊二/訳)新装版が10月中旬に、春秋社より再刊されました。教皇来日の準備として、教皇の現在の活動の原点を改めて理解するのにお役立てください。335ページ、税込み価格2750円です。アマゾンその他、インターネット書店、主要書店で販売中。

コメント・・・・・・・新装版には、訳者の「新装版に寄せて」で教皇就任以来6年半の軌跡と若干の評価が追加されています。

 世界中の驚きと歓喜のうちに誕生した新教皇フランシスコ。だが、歓喜の光にはまた闇もつきまとう。カトリックの総本山バチカンの複雑怪奇な権力構造と山積するスキャンダル。アルゼンチンの軍事政権時代、管区長としてスラムで働く司祭2人を修道会から追放し、拷問部隊の餌食になることを許した疑惑。さまざまな関係者の思惑が渦巻くなかで、新教皇はカトリック教会を光へと導くことができるのか。英国のバチカン専門家で社会派のジャーナリストが、多角的なインタビューも含めて、教皇庁の内幕や世界情勢、アルゼンチンの国内政治を丹念に取材し、新教皇の半生と現在、今後に待ち受ける試練をドキュメント・タッチで描く。

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2019年10月24日