+「選手たちは皆、限界に屈しない、勇気と堅実、強靭な意志の模範」冬季パラリンピックにメッセージ

(2018.3.7 バチカン放送)

 教皇フランシスコは7日、9日から始まる平昌2018冬季パラリンピックにメッセージをおくられた。

 教皇は同日バチカンで行われた一般謁見の席で、間もなく韓国・平昌で始まるパラリンピックに言及。同地で先立って行われた第23回オリンピック冬季競技大会が、対立する国の間に橋を架け、人民間に平和の見通しを与えるスポーツの力を示したことを振り返られ、「パラリンピックは、スポーツを通して自らの障害を超えることが可能だと証明するものです」と強調した。

 そして、「パラリンピックの選手たちは皆、限界に屈しない、勇気と、堅実、強靭な意志の模範です」とされ、「スポーツは、包容の偉大な学び舎となるとともに、自身の人生にインスピレーションを与えるもの、社会を変容する取り組みとなるのです」と話された。

 教皇は、国際パラリンピック委員会と、参加選手たち、韓国当局と国民に挨拶をおくりつつ、この大会が「すべての人にとって平和と喜びの日々となる」よう祈られた。

(バチカン放送日本語版をもとに「カトリック・あい」が編集しました)

 

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2018年3月8日