♰「”共通の家”の守りは個人と家庭の生活のあり方から始まる」-「Season of Creation」の始まりに

Care for creationCare for creation 

(2019.9.1 VaticanNews)

 教皇フランシスコは1日、日曜の正午の祈りの中で、この日が「被造物を大切にする世界祈願日」に当たることを強調されるとともに、モザンビークなどアフリカ訪問に触れられた。

 教皇はサンピエトロ広場に集まった信徒たちに、「(被造物を大切にする祈願は)個人と家庭の日々の生活のあり方を起点として、私たちの”共通の家”を守ることの重要性を認識し、その責任を確認する、全世界の教会の一致した祈りです」と訴えられた。

 1日の被造物を大切にする世界祈願日から10月4日のアッシジの聖フランシスコの祝日までを、世界の教会はThe Season of Creation (被造物の季節)としているが、教皇はこの期間を「全ての被造物において神を讃え、”地球の叫び”の前に私たちの責任を引き受ける助けとなる期間」とされた。

 また、教皇は4日からアフリカのモザンビーク、マダガスカル、モーリシャス3国を訪問されるが、「この司牧訪問が期待される成果をもたらすように、共に祈ってください」と会衆に求められた。

 (翻訳「カトリック・あい」南條俊二)

 

 

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2019年9月2日