☩「人身取引は、恥ずべき犯罪」-国連「人身取引反対デー」に

 

(2018.7.29 バチカン放送)教皇フランシスコは29日、バチカンで行われた日曜正午の集いでの説教で、毎年7月30日に記念される国連の「人身取引反対デー」に言及。

 人身取引が「子どもたちをはじめ多くの人々を奴隷状態に陥れ、これらの人々を不正な労働や、性的搾取、臓器売買、物乞い、犯罪行為強要などの犠牲としている実態」を訴えられた。

 また、「移民ルートも、人身売買の新たな犠牲者を集める場として、斡旋者や搾取者たちにしばしば利用されている」と指摘され、「人身取引という恥ずべき犯罪の不正」を訴え、それに「断固として反対するために、すべての人々の責任」をアピールされた。

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2018年7月30日