・Sr.阿部のバンコク通信 ㊳バンコクの教皇-亜熱帯ならではの熱いミサに身も心も焼けた!

 タイ国の首都バンコクの上空に、11月19日夕~23日朝に掛けて、大輪の花火が見事に打ち上げられ続け、人々の心を魅了しました。フランシスコ教皇様がカトリック教会設立350周年を祝うタイ国を訪問、ドンムアン空軍飛行場に到着、歓迎と出会いの大祭典によるものでした。

 ベトナムから4000人、中国から1000の信徒、司祭の参加者他、近郊のアジア諸国から多勢の参加者。海外の司教53人とタイ国の枢機卿、司教15 人、屋外国際競技場、隣の競技場は4面大型スクリーンでの参加者で満場… 午後6時からのミサ、夜空に賛美と感謝が響き荘厳圧巻。亜熱帯ならではの熱い厚い感謝の祭儀、身も心も熱く焼けました。

 国王陛下、首相政府関係者、仏教界僧侶、宗教界代表者とそれぞれ親身な出会い、YouTube で見聞きし、中でも教皇様の言動を把握賛同した首相の挨拶賛辞には感嘆、うれしくなりました。若者との集い、神学生司祭修道者との出会いもありました。

 来泰決定が発表されたのは2ヶ月前、短い強行な準備期間で、カトリック司教協議会からバンコク教区、広報部…各関係機関へ、教会が軸になって国と政府機関にも交渉、手抜かりない細部に至る準備、動員力。タイ国のカトリックの”極小からし種”の威力を見せた出来事でした。

 全教区、バンコクの各教会の割当人数を遥かに超える応募者。残念組には教会が「大型画面で実況中継をお弁当付きで」とか、送迎時に「飛行場近隣の教会の信徒がひと目会えるように」とか、ヴァチカン大使館泊のパパ様が隣のカトリック総合病院訪問の折、「中庭を巡り、大勢の人が会えるよ

うに」とか、精一杯の配慮工夫がされました。

  日本から友人司祭が、あの熱狂が「一過性の打ち上げ花火」にならないように… と。タイと日本の上空に打ち上げられた特大曼荼羅、愛と命、真理と平和の福音の発信が、人々に受信→発信し続けられること信じ、祈っています。

 パパ様、この度は日本への途中バンコクへ寄り道して下さり、有り難うございました。

(阿部羊子=

あべ・ようこ=バンコク在住、聖パウロ女子修道会会員)

このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年12月7日