・Sr 阿部のバンコク通信 ⑰乾季のバンコク・人々の生き生きした姿に改めて感動 

 バンコクは12月から1月にかけてが、亜熱帯地方で一番涼しく凌ぎやすい時期。これから4月に向けて気温上昇、4月13~15日には暑い熱いタイ正月を迎えます。

 私のタイでの生活も延長戦入り、苦手な暑い季候に体も馴染み、汗を流して新陳代謝も活発なおかげで元気に励んでおります。慌て急ぐ以前の自分の姿が、いつのまにか姿をかすめ、少しはゆったりした私に変わり感謝しています。

 朝の涼しい渋滞のない内に、都心の生活が始まります。書院勤務の日は4時過ぎに起床、支度して半過ぎには修道院を出ます。バス停にはもう人々、道路沿いでは出店の用意をする女性たち、氷袋を満載した車から重い氷袋を担いだ配達の若者。道路掃除婦が大きな長い高箒でせっせと働き、清掃車が止まると手際よく働く男たちの姿。

  暑い日中には気づかない、活発な人々の姿や、5時半を過ぎると、托鉢の僧侶が跪座する人々の奉納を受け取りながら祈る姿に接します。何とも美しい神々しい、人々の生き生きした姿、命いっぱいの社会が感じられます。

 それぞれの地に、人々の平素の忠実な営みがあり社会を支えている。暑い季候に人生半ばで仲間入りして、今日も生かされている不思議を感じながら、朝6時の聖ルイス教会の感謝のミサに与ります、万感の思いを込めて。

(阿部羊子=あべ・ようこ=バンコク在住、聖パウロ女子修道会会員)

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2018年1月31日