・インドネシアでまたカトリック教会襲撃、壁を破壊、焼けた跡も

 【2018.3.9 CJC】インドネシア南スマトラ州オガンイリル県のカトリック教会『サント・ザカリア』が3月8日未明、何者かに襲撃され、外壁などが壊された。人的被害はなかった。現地邦字メディア『じゃかるた新聞』が9日付けで報じた。同州のアレックス・ヌルディン知事は8日の記者会見で、教会襲撃を非難し、迅速な犯人逮捕を求めた。

報道によれば、事件発生は8日午前1時ごろ。教会の外壁や扉、窓ガラスが破壊され、中にあったキリスト像や椅子なども傷つけられた。一部設備に焼けた跡があり、放火を試みたとみられる。

教会は2000年に完成、改修工事を終えて4日に再開館したばかり。警察の調べでは、近隣住民らとのトラブルはなかった。

カトリック教会襲撃は、ジョクジャカルタ特別州スレマン県で2月中旬、日曜礼拝中の教会に男子大学生が押し入り、刃物で神父らを切りつける事件が起きている。□


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2018年3月14日