・さいたま教区の山野内司教叙階式@浦和明の星‐菊地東京大司教の日記より

2018年9月25日 (火)

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9月24日の午前11時から、さいたま市の浦和明の星学園を会場に、マリオ山野内倫昭師の司教叙階式が執り行われました。

 

さいたま教区は、2013年に前任の谷司教が引退され、それ以来5年にわたって空位が続いていました。その間は、岡田大司教が教区管理者を務め、岡田大司教は東京大司教引退後も、そのまま管理者を継続されていました。ですので、これで本当に引退です。

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さいたま教区は、東京教会管区に属していますので、叙階式の司式は、私がさせて頂きました。全国のすべての現役司教と、山野内司教と同じサレジオ会員から、東チモールとパプア・ニューギニアの二人の司教が参加してくださいました。

共同司式してくださった司祭は100名を超えていたと思いますが、正確な数はわかりません。一番下に、当日のビデオをシグニスジャパンが公開していますので、リンクを張っておきますから、是非ご覧ください。なお、説教は岡田大司教です。

 

特にさいたま教区の皆さんには、何年も待ち望んでいた司教の誕生です。心からの喜びにあふれている気持ちが、祭壇まで響いてきました。

山野内司教のモットーは「Unum Corpus In Christo(キリストのうちにあって一つのからだ、一つの心となりますように)」です。この日の閉祭の歌は、これに基づいて作曲された、さいたま教区の塩田泉神父オリジナルでした。

司教叙階式は、全国レベルで見れば結構行われていますが、一つの教区単位で見ると、そう滅多にある儀式ミサではありません。ですから、司教叙階式に精通している人はそれほどおらず、かならず式の最中には、何かのハプニングがあるものです。ビデオをよく見ると、結構ハプニングが写っていますYamanouchi1804が、しかしよく準備された式でした。

また構内の案内など、多くの信徒や修道者の方が協力しながらまとまっている様は、これからのさいたま教区の希望の姿のようにも感じられました。

山野内司教様、おめでとうございます。さいたま教区の皆さん、おめでとうございます。

なお、これで教区管理者の務めから解放された岡田大司教ですが、昨日付で、東京教区の本郷教会に居住し、本郷教会の協力司祭とすることを公示しております。

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2018年9月29日