3月の教皇の福音宣教と日本の教会の祈りの意向

■3月
福音宣教の意向: キリスト者の共同体の権利の承認

 キリスト者の共同体、特に迫害を受けている共同体が、キリストの近くにいることを実感できますように。そして、正当な権利が認められますように。

 (2019.3.5 バチカン放送)教皇フランシスコは5日、今月の祈りの意向について、ビデオを通し、次のように話された。「信じがたいようなことですが、キリスト教初期の時代より、現代の方が殉教者が多いのです。信者たちは真理を述べ、今日の社会にイエス・キリストを伝えるがゆえに迫害されています。こうした迫害は、特に宗教の自由が保証されていない場所で起きています。しかし、また、論理上、あるいは明文上、宗教の自由と人権を保護する国々でも迫害が見られます。キリスト者の共同体、特に迫害を受けている共同体のために祈りましょう。彼らがキリストの近くにいることを実感し、その正当な権利が認められますように」

 

日本の教会の意向: 原発事故の記憶を保つ

 原発事故によって、今もなお、多くの人々が苦しみの中に置かれていることを忘れることなく、この痛ましい出来事を教訓とし、すべての人が幸福に生きるための安全・安心な社会を作っていくことができますように。

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2019年2月28日