・福者教皇パウロ6世と、福者オスカル・ロメロ大司教、列聖近づく

福者教皇パウロ6世と、福者オスカル・ロメロ大司教 – RV

(2018.3.7 バチカン放送)

  教皇フランシスコは6日、教皇庁列聖省長官アンジェロ・アマート枢機卿とお会いになり、教皇パウロ6世とオスカル・ロメロ大司教を含む福者5名について、列聖に必要な奇跡を認める教令の発布を承認された。これによりお二人は列聖に向けて大きく進むことになる。

 列聖のために必要な奇跡(当人の取次ぎによって行われたとされる奇跡)が認められた福者は以下のとおり。

-福者パウロ6世(ジョヴァンニ・バッティスタ・モンティーニ、教皇、イタリア1897-1978)-福者オスカル・アルノルフォ・ロメロ・ガルダメス(サンサルバドル大司教、殉教者、エルサルバドル1917-1980)-福者フランチェスコ・スピネッリ(教区司祭、聖体礼拝修道女会創立者、イタリア1853-1913)-福者ヴィンチェンツォ・ロマーノ(教区司祭、イタリア1751-1831)-福者マリア・カテリナ・カスパー(イエス・キリストの貧しい侍女会創立者、ドイツ1820-1898)

 また、この教令では、尊者神のはしため、マリア・フェリチア・ディ・ジェズ・サクラメンタート(女子跣足カルメル修道会・修道女、パラグアイ1925-1959)による列福に必要な奇跡と、神のはしため、アンナ・コレサロヴァ(信徒、スロバキア1928-1944)の殉教が認められた。

 さらに、この教令で、主のしもべ/はしため、ベルナルド・ルビエンスキ(レデンプトール会・司祭、ポーランド1846-1933)、チェチリオ・マリア・コルティノヴィス(カプチン会・修道士、イタリア1885-1984)、ジュスティーナ・スキアッパローリ、ヴォゲーラの神の御摂理ベネディクト修道女会創立者、イタリア1819-1877)、マリア・スキアッパローリ、ヴォゲーラの神の御摂理ベネディクト修道女会創立者、イタリア1815-1882)、マリア・アントネッラ・ボルドーニ(信徒、ドミニコ会第三会会員、神の母の小さな娘会創立者、イタリア1916-1978)、アレッサンドラ・サバッティーニ(信徒、イタリア1961-1984)の6人の英雄的徳が認められた。

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2018年3月8日