・教皇の2020年1月から2月の公式行事

(20201.8 バチカン放送)

 教皇フランシスコの1月から2月にかけての公式行事が、教皇儀典室から発表された。

 それによると、教皇は「聖パウロの回心」の祝日である1月25日(土)、「キリスト教一致祈祷週間」の最終日にあたり、ローマの城壁外の聖パウロ大聖堂でエキュメニカルな祈りの集いをとり行われる。

 続く1月26日(日)、教皇は「神のみことばの主日」を機会に、バチカンの聖ペトロ大聖堂でミサをとり行われる。昨年9月、教皇フランシスコは、「ブルガタ訳」と呼ばれるラテン語訳聖書の翻訳者、聖ヒエロニモ司祭教会博士(347頃-420)の帰天1600年を念頭に、自発教令「アペルイト・イッリス」を公布、典礼暦の「年間第3主日」に「神のみことばの主日」を制定された。

 2月に入り、1日(土)夕方、教皇は聖ペトロ大聖堂で「主の奉献」の祝日のミサを捧げ、「第24回世界奉献生活者の日」を記念される。23日(日)には、教皇はイタリア南部バーリを訪問。イタリア司教協議会主催の「地中海、平和の前線」をテーマとする考察と祈りの集会に参加、ミサを司式される。

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2020年1月9日