・教皇が6月21日にジュネーブのWCC(世界教会協議会)本部を訪問

【2018.3.5 CJC通信】教皇フランシスコが6月21日にジュネーブのWCC(世界教会協議会)本部を訪問する。バチカン(ローマ教皇庁)でキリスト教一致推進評議会議長のクルト・コッホ枢機卿とWCCのオラフ・フィクセ=トゥベイト総幹事が共同記者会見を行い、正式に発表した。

 この訪問は、教皇フランシスコの着座5周年、WCCの創設70周年の記念に行われる。双方の一致を目指す約束の積み重ねを確認し、その革新を図るものとなろう。

 トゥベイト総幹事は、「教皇のWCCとジュネーブへの訪問というニュースは、悲惨に分裂した世界で一致、平和、正義を求める人すべてにとって希望の印である。それはキリストの教会同士が、神に共に仕えるという共通の使命を確信できる印なのだ」と語った。

 カトリック信徒の総数は12億人に上る。WCCは、正教会、英国国教会、ルーテル、メソジスト、改革派など348加盟教会で構成されており、全世界5億人の信徒を擁している。□

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2018年3月7日