(2020.3.20改 カトリック・あい)
バチカン広報局の発表によると、教皇フランシスコが18日付けで、仙台教区の平賀徹夫司教から出されていた引退願いを受理された。
平賀司教は1945年1月2日生まれで、今年1月2日に75歳を迎えており、引退願いの受理は、司教の定年年齢に退位したため、とされている。後任の教区長は未定。19日付けの仙台教区のお知らせによると、司教が決まるまでの教区管理者として小松史朗神父が任命された。
これで、日本の教区で司教が空席の教区は新潟、福岡を合わせて3教区、また、通常なら補佐司教が置かれる東京大司教区も補佐司教が未定の状態が長く続いている。新型コロナウイルスの感染拡大が続いている中で、適切な対応がされるためにも、バチカンの早急な対応が望まれる。