・教皇、6日間の四旬節黙想終える

(2019.3.15 バチカン放送)

 教皇フランシスコは15日、四旬節の6日間の黙想を終えられ、最後に黙想の指導にあたったフィレンツェのサン・ミニアート・アル・モンテ修道院(ベネディクト会)のジャンニ院長に、深く適切な説教に対し、心からの感謝の言葉を述べられた。

 黙想は10日午後から15日午前まで、ローマ郊外カルテッリ・ロマーニ地方、アリッチャにある黙想の家「カーザ・ディヴィン・マエストロ」で行われた。ジャンニ院長は、この黙想の中で「神は2000年前にベツレヘムで人となられ、人類の中に住まわれただけでなく、今日も、絶えず人々と共に、人々の中に存在し、働かれ続けている」こと改めて深く観想するよう参加者に求めたが、教皇は「ジャンニ神父の説教は、毎日の霊的生活で神と共に絶えず前進するために、希望と努力と忍耐が必要なことを想起させてくれました」と感想を述べた。

 教皇は15日午前中に、教皇庁の高位聖職者たちとともに、バスでアリッチャを発ち、バチカンに戻られた。

(編集「カトリック・あい」)

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2019年3月16日