・教皇、聖金曜日「十字架の道行き」の台本作成を学生たちに依頼

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(2018.3.9 「カトリック・あい」)教皇庁は8日、今年の聖金曜日30日にローマのコロッセオで予定する「十字架の道行き」の際の沈黙の祈りの台本の作成を、教皇フランシスコが、ローマの15人の学生たちに依頼した、と発表した。学生たちは市内の高校に学んでおり、指導は同校で宗教を教えるエッセイストのアンドレア・モンダ氏。

 今年は10月に若者をテーマにしたシノドス(全世界司教会議)が予定され、その準備の一環として今月、世界の若者たちによる会議がローマで行われる。教皇は、キリストの死と復活を記念する聖週間の夜の儀式である聖金曜日の「十字架の道行き」の沈黙の祈りの台本の作成を、毎年、異なった人物、あるいはグループに任せているが、今年は若者が大きなテーマとなる会議を控えて、世界の若者たちの関心を高める狙いがあるとみられる。

 

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2018年3月9日