(2019.9.4バチカン放送)
空港での歓迎式には、同国の政府、教会の関係者が出席。教皇は若者たちによる伝統舞踏をご覧になった。その後、特別車パパモービルで、滞在先となるマプト市内のバチカン大使館へ向かわれた。夜の市街では、沿道の鈴なりの人々が楽器のリズムや、踊り、歓声で、教皇の訪問を熱く歓迎した。
教皇はモザンビーク滞在中、大統領官邸訪問、各界代表との会見、諸宗教の若者たちとの出会い、カトリック司教・司祭・修道者・神学生らとの集い、貧しい人々の支援施設「マタイ25の家」訪問(9月5日)、病院訪問、競技場でのミサ(9月6日)などを予定している。
モザンビークには、1988年9月に聖ヨハネ・パウロ2世が最初の訪問を行っている。教皇フランシスコの今回の訪問は、ローマ教皇として31年ぶり。モザンビークの宗教人口は、伝統宗教が半数を占め、カトリックは約28%、イスラム教約20%、この他、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教諸派など。
(編集「カトリック・あい」)