・教皇、モザンビークに到着、空港で大統領夫妻が出迎え、歓迎式

(2019.9.4バチカン放送)

Pope Francis arrives in MaputoPope Francis arrives in Maputo 

 教皇は、第31回目の海外司牧訪問(イタリアを除く)として、9月4日から10日まで、モザンビーク、マダガスカル、モーリシャスの3国を訪問。初日の4日夕、モザンビークの首都マプトの空港に到着された教皇は、フィリペ・ニュシ大統領と夫人に迎えられ、子どもたちから花束を受け取られ、笑顔で祝福を与えられた。

 空港での歓迎式には、同国の政府、教会の関係者が出席。教皇は若者たちによる伝統舞踏をご覧になった。その後、特別車パパモービルで、滞在先となるマプト市内のバチカン大使館へ向かわれた。夜の市街では、沿道の鈴なりの人々が楽器のリズムや、踊り、歓声で、教皇の訪問を熱く歓迎した。

 教皇はモザンビーク滞在中、大統領官邸訪問、各界代表との会見、諸宗教の若者たちとの出会い、カトリック司教・司祭・修道者・神学生らとの集い、貧しい人々の支援施設「マタイ25の家」訪問(9月5日)、病院訪問、競技場でのミサ(9月6日)などを予定している。

 モザンビークには、1988年9月に聖ヨハネ・パウロ2世が最初の訪問を行っている。教皇フランシスコの今回の訪問は、ローマ教皇として31年ぶり。モザンビークの宗教人口は、伝統宗教が半数を占め、カトリックは約28%、イスラム教約20%、この他、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教諸派など。

(編集「カトリック・あい」)

 

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2019年9月5日