・バチカンで降誕祭のモミの木の点灯式

(2018.12.8 バチカン放送)

 バチカンの聖ペトロ広場で7日夕、降誕祭のモミの木の点灯式と、プレゼピオの披露が行われた。教皇フランシスコは、12月7日、同広場への降誕祭のモミの木およびプレゼピオ(イエスの降誕の場面を再現した馬小屋の模型)の寄贈者らとお会いになった。

 モミの木とプレゼピオは、毎年異なる地方から贈られており、今年は、モミの木はイタリア北部のフリウリ・ベネチア・ジュリア州とコンコルディア=ポルデノーネ教区から、プレゼピオは、ベネチア州イェーゾロ市とベネチア総大司教区からイェーゾロ海岸の砂をプレスした塊を彫刻した「砂のプレゼピオ」がそれぞれ贈られた。

 教皇は寄贈者と製作者たちに感謝の言葉を述べられた後、「クリスマスのツリーとプレゼピオは私たちを魅了してやまない2つのしるしです。これらは、主の降誕について語り、私たち一人ひとりのそばにいるために、人となられた神の神秘を観想させるからです」と話された。

 同日夕方、聖ペトロ広場で、関係者や巡礼者らが見守る中、モミノキの点灯式が行われた。モミノキとプレゼピオは、降誕祭を経て、来年の主の洗礼の祝日(1月13日)まで飾られる。

(編集「カトリック・あい)

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2018年12月8日