(2019.1.11 バチカン放送)
若者をテーマにした国際フォーラムが6月18日から22日にかけて、ローマで開催されることになった。
教皇庁の信徒・家庭・いのちの部署が主催するもので、「若者、信仰そして召命の識別」をテーマに昨年10月バチカンで行われた「世界代表司教会議第15回通常総会」(通称:若者シノドス)の成果をもとに、具体的な方策を話し合うことを狙いとしている。
教皇フランシスコが昨年9月に発表したシノドスに関する使徒憲章「エピスコパリス・コムニオ」は、シノドス前の準備期間、そして会議開催中の期間に加え、会議の成果を適用するシノドス後の期間の対応について言及、会議の結果を実施に移す期間は、そのテーマを担当する教皇庁の諸機関だけでなく、各国の司教協議会、地方の教会によって推進されなくてはならない、としている。
今回の国際フォーラムも、この使徒憲章が示した「シノドス後の対応」の一環として開かれる。諸司教協議会や世界的な広がりを持つカトリック系運動・共同体の代表のほか、若者シノドスの傍聴者をはじめとする若者たち、専門家などが招かれる予定だ。
(編集「カトリック・あい」)