教皇が「禁断の果実」になぞらえ「偽ニュース」の誘惑に警告

 【2018.1.29 CJC】教皇フランシスコは1月24日、聖書の中に出てくる、イブが「禁断の果実」を口にしてしまう話になぞらえ、偽ニュースの誘惑に警告を発した。AFP通信が報じた。

 ジャーナリストの守護聖人フランシスコ・サレジオの祝日5月13日の「世界広報の日」に向けたメッセージで、教皇は、ヘビがイブをだましたことを「最初の偽ニュース」だと述べた。「自らを偽って攻撃する者が使う、『ヘビの戦術』とも呼ばれるものの正体をわれわれは暴く必要がある」と述べた上で、教皇は「うそのウイルスに対する最も抜本的な対抗手段は、真実による浄化だ」と強調した。

 「偽ニュース」は、ドナルド・トランプ米大統領が大統領選挙中や大統領の就任1年目に広めた言葉。

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2018年1月30日