教皇、チリとペルーの南米2カ国訪問へ

チリとペルーへの訪問に出発する教皇フランシスコ、1月15日、ローマ・フィウミチーノ空港で – ANSA

(2018.1.15 バチカン放送)教皇フランシスコは15日、チリとペルーの南米2カ国の司牧訪問へ出発された。登位後22回目となるこの海外司牧訪問(イタリアを除く)で、15日(月)から18日(木)までチリ(サンティアゴ、テムコ、イキケ)を、同18日から21日(日)までペルー(リマ、プエルト・マルドナド、トルヒーリョ)を訪問し、22日(月)に帰国される。

 ローマ教皇がチリを訪れるのは、ヨハネ・パウロ2世の1987年の訪問に次いで今回が2度目。ペルー訪問は、ヨハネ・パウロ2世の1985年、1988年に続いて3度目となる。

 教皇の今回の訪問を特徴づけるものとして、チリのテムコでのアラウカニア地方の住民との出会いや、ペルーのプエルト・マルドナドでのアマゾン地域の住民との集いが予定されている。

 バチカンでは2019年10月、「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」(世界代表司教会議)が開催されることから、教皇の今回の訪問はそのための準備としての性格も帯びている。

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2018年1月16日