(2019.1.23 バチカン放送)
教皇フランシスコは23日、カトリック教会の「世界青年の日(ワールドユースデー)」大会のためにパナマに向かう特別機の機内で、今年11月に日本訪問の意向を改めて表された。訪日をめぐる日本人記者からの質問に対し、「11月に日本に行くでしょう、心の準備をしてください」と答えられた。
教皇庁のアンドレア・ジソッティ暫定広報局長は「日本司牧訪問は、計画の段階にある。教皇がすでに他の機会でも話されたように『日本を訪れたい』とのご自身の望みは大きい」と記者らに説明した。
同時に、教皇はイラク訪問について、その希望を述べつつも、「現地の司教たちは今はまだ安全ではないと言っています」と話された。教皇のイラク訪問の可能性について、暫定局長は、「昨年12月に同国を訪問したバチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿の報告にあるように、現在のところ教皇の訪問に適した状況ではありません」と述べた。
(編集「カトリック・あい」)