・「若者シノドス」最終文書英語版が2か月遅れで公表-全文試訳開始

(2019.1.15 カトリック・あい)

 昨年10月の「若者シノドス(全世界代表司教会議)」の最終文書全文の英語版が、バチカンのシノドス事務局からこのほど、ようやく公表になった。

 世界のカトリック教会では、1月22日からのパナマでの「世界青年の日(WYD)」大会、2月に聖職者性的虐待対策の全世界司教協議会会長会議、6月にバチカンで世界の聖職者と若者が参加する国際フォーラムなどが教皇フランシスコの主導で予定されている。

 そうした中で、この最終文書は今後の展開に大きな影響を与えるものとされており、日本においても聖職者、若者に限らず、広く信徒としても大いに関心を持って受け止める必要があるものだ。

 最終文書は3部12章167項から成るかなりの”大作”であり、全文の翻訳にかなりの時間と労力が必要だが、「カトリック・あい」では、以上のような今年の教会の一連の予定の中で、可能な限り速やかな日本語訳を試訳の形で提供することが求められている、と判断し、翻訳担当者の皆さんの協力を得て、項目ごとに完成次第、逐次、日本語の試訳を掲載していくことにした。早期完訳のために、翻訳作業へのご参加をいただければ幸いです。

*「若者シノドス」の最終文書の骨子、全文(翻訳中)は「特集」のページに掲載(クリックすれば「特集」に)

 

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2019年1月15日